ツールド八ヶ岳に行ってきました。その3 

今回、スタートのときのポジションは後ろめにしました。前回、前のほうにいたためにスピードのある選手に無理についていって自爆した経験があったからです。マーシーと後ろめに並んで、雪も雨も上がって曇りの中、間もなくスタート!!
ローラーには乗りましたが、いつも30kmほど走ったあとで都民の森の坂をのぼっていることを考え、はじめはアップのつもりでのんびり行く作戦です。少しマーシーと並んで走り、「先に行って!」というマーシーのお言葉で、少しずつスピードを上げました。ほぼクループ最後尾からのスタートだったので、同じグループの選手を追い抜いていく状態でした。
このコースはスタートして直後がキツイ感じがします。前回は風邪をひいていたからとにかくきつかった記憶がありますが、状態の良い今回にそれが良くわかります。
走っていると、既にギヤを使い切っている選手がたくさんいます。前回の自分です。今回のギヤはたくさん余っています。ドライブ50-36、カセット12-25という自分にとっては少し博打のようなセットですが、レース直前まで、みんなと走っていた効果はバッチリです。おまけにカラダも少ししぼってあります。
やがて、40歳代のトップグループがやってきて、あっという間に行ってしまいました。汗ダラダラ、息も荒く、全力で走っています。(自分も数年後にあそこまで自分を追い込めるのか...)
苦しい中、少し余裕がありました。ケイデンスをあげて、まめにシフトチェンジを繰り返します。景色も眺めたりして。(一瞬)
天気はなんと快晴に変わりました、朝は雪が降っていたのに。残り4kmの表示が出てまもなく、ゴールのスキー場が見えました。「あれ?表示おかしくない?」と思っていると、既にゴールしたメンバーのT橋くんが手を振って応援してくれます。「ラストーっ!」と言われて、頑張ってスタンディングしたら、足がつりそうになりました。(危な)
タイムは1時間を切りました。メンバーでは20歳代のT橋君とふたりだけです。次々とゴールする仲間を応援し、最後にA子ちゃんが、主催者のクルマ2台を従えて、無事にゴールしました。