ヒルクライムのギヤ・セッティングを考える。

以前、ロードでのヒルクライムのギヤ・セッティングを書きましたが、仲間が迷っているようなので、参考までに...。

あくまでも、僕の場合ですが、フロントチェーリング50-34または50-36、カセット12-25または12-27をコースやコンディションによって使い分けます。普段は、50-36に12-25の組み合わせです。美ケ原などの激坂を含むコースでは、50-34に12-27の組み合わせじゃなければ登れません。
通常、BCDと呼ばれるチェーリングの取り付け穴の間隔が、130mmのノーマルクランクでは、36や34といった小さなチェーリングは装着で来ません。コンパクトドライブやコンパクトクランクと呼ばれるタイプは、BCD110mmで、36や34を装着することができます。フロント2枚にこだわる、”普通の人”にはコンパクトは欠かせないのです。(39でグイグイの登れる人には関係ない話ですが)

女性やのんびり登りたい人の場合は、フロントのトリプルギヤ化をおすすめします。体力(出力)に対して重めのギヤしか無くて、途中で限界を感じて自転車を降りるよりも、ゆっくりでいいから、完走したほうが、かっこいい。マウンテンバイク(3枚ギヤ)で登れる坂でも、普通のロードバイクでは登れない坂って結構あります。初めてヒルクライムの大会に出たときも、まずマウンテンバイクのカテゴリーで出場しまして、翌年は「ロードでもいけるかなぁ...」という不安の中、完走したときはうれしかった!
ギヤ選択の参考:http://www.asamako.net/scripts/gear_ratio.php