ツール・ド・美ヶ原に行って来ました!

ケーターハム・スーパーセブンR500


昨日、2006 ツール・ド・美ヶ原に出場しました。
前夜祭が、少々盛り上がりすぎましたが、3人とも無事にスタートラインにつきました。ふたりは、初めての出場。特にN田さんは、レース初出場です。(1回目に、激坂の美ヶ原を選んだなんて、たいしたもんです。)
4月に出場した、手作り色が強い、ツール・ド・八ヶ岳に比べ、会場は、メーカーのブースがたくさん出ていて、賑やかです。ミニスカのお姉さんも会場を盛り上げてます。土曜日には、今中大介ヒルクライム講座をきいて準備OKです。
天候は曇り、山の上には霧が出ています。
スタートしてから温泉街をぬけると、すぐに、名物の激坂があらわれます。美鈴湖までの4.4kmがコース最大の難所です。なんと!すでに自転車を降りて、押している選手があらわれました。(つづく)

ここで、リタイヤしちゃおうか病に襲われました。つらかった〜。八ヶ岳より明らかに練習不足。ただ、体重は2kg軽い!ヒルクライムは、パワーウエイトレシオのスポーツ。車でいえば、車重が軽くて馬力のある、ケーターハム・スーパーセブンR500のようなタイプが理想。単純にパワーがあってもダメ。体重1kgあたりのパワーが強いかが問題なのです。

なんとか、美鈴湖までたどり着いた。ボトルの水は、半分近く減っていた。中身は、ポカリ+水+I岡さんからもらったクエン酸だ。
昨年、7km付近までが、たいへんだったのを思い出した。そこまで頑張ろうと気持ちを切り替えた。
きつい坂でガマンして、勾配がゆるくなるとギヤを重くすることを繰り返した。
前日の講演会で、今中大介が「たまに走りながら休め」と言ってたが、そんな器用なことはできません。ただ、気持ちには余裕がありました。3年連続出場ともなると、変な余裕が出ます。
「ジュニアの中間地点」、「ジュニアのゴール」、「中間地点」、と看板が現れます。「ここから急な上り坂」なんていうのもあります。
シッティングのままだと、一部の筋肉が凝るので、たまにダンシングを入れます。このあたりから、周りにいる人が決まってきます。同じような実力の選手が前後します。しかし、後からスタートした40代50代の実力者が軽々と追い抜いていきます。数年後の目標です。
「最大の難所」の看板の先には、長い下りがあります。一番景色のいいとこです。見てる余裕はありません。荒れた路面を見逃したら、崖下に数十メートルは飛ばされます。そして最後の登りで、必死にモガイテ、ゴール!!タイムは、1時間37分37秒。I岡さんは、それよりも4分速い! 負けました。ヒルクライム隊長の職は、気持ちよくお譲りします。一人でも練習していたもんね。初めて都民の森に行った時は、途中で休んでオニギリ食べてたのにね〜。参りました。
N田ヤッチャンもチェーントラブルに遭いながらも無事に?ゴール! 腕を見たら傷だらけ!なんでも、側溝に落っこちたとか。それでも、完走したんだからすごい!もう、ロードを買うって宣言してました。


今回、コンパクトドライブのインナーは36丁。カセットは12-25。八ヶ岳は、これでOKだったが、インナー34丁でも良かったかな〜。交換が面倒だったのも少しあるけど...。
激坂を23でなんとか登ったが、25は意識して使わないようにしていた。だからケイデンスは、40とかになったいた。25を意識して使って、「クルクル」回したほうが良かったんだ〜、と今は思う。同じようなレベルの人が、前後するのは、ギヤの使い方によるものが多いと思う。正直、へばった。
(つづく)